会社員からフリーランスへ転身する場合、継続して保育園に通えるのかとても心配ですよね。
私も「もし退園になるなら、小学校入学まではいまの仕事を続けたほうが良いのかな…」と悩みましたが、直接保育園の先生に相談してみました。
結果は「提出する書類が揃い、仕事をしている証明ができればそのまま通園できますよ。」とのこと。
本記事では、実際に私が行ったフリーランスに転身した場合の保育園継続に関する手続きについてまとめました。
働き方で悩んでいる方に、少しでも参考にしていただけたらと思います。
私がフリーランスへ転身したときの状況
まず、私が会社員からフリーランスへ転身したときの状況をお伝えします。
夫：正社員(フルタイム)
私：正社員(９時～１６時 時短勤務) ※通勤に３０分かけていたため、時間外保育を利用。
息子が年中(５歳児クラス)の時に手続きをしました
保育園を継続するための条件
勤務時間について
私の住んでいる自治体では、継続の申請にあたり「保育を必要とする事由」に該当しているかがポイントでした。
１．１カ月６４時間以上の就労をしている(会社員、自営業、パート等)
私が住んでいる自治体では「１カ月６４時間以上の就労をしている」が条件となっていますが、「月１２日以上の勤務」や「１日４時間以上の勤務」など、お住いの自治体によって変わります。
また、フリーランスとして働く場合の就業形態は、自営業・在宅勤務での申請になるとのことです。
保育園の継続には、この勤務日数や勤務時間を満たしていることが条件になります。
各自治体で決められた｢保育を必要とする勤務時間｣を確認してみよう
収入について
収入についての申告はありませんでした。
「月内に決められた就労日数・時間を満たしているか」がポイントになるため、収入の見込みがあるかないかの申告はありません。
継続手続きに必要な書類
就労証明書
会社員やパートの場合は、「就労証明書」を職場で記入してもらいますよね。
フリーランスの場合は勤務状況をすべて自分で記入し、提出するようになります。
記入内容は主にこのような感じです。
- 雇用形態⇒フリーランスの場合は[自営業主]
- 就労時間⇒月６４時間以上の勤務になるよう記入する(※各自治体により時間と日数が変わります)
- 就労実績⇒まだ実績はないので、先々３カ月の就業時間見込みを記入する。
- 事業所名⇒屋号(屋号がない場合は、自分の氏名を記入する。)
- 代表者名⇒自分の氏名を記入する。
自分で証明書を書くなんてドキドキしましたが、
無事に承認してもらえました。
就労状況申告書
「就労状況申告書」は、仕事内容と家庭保育ができない理由、１週間のタイムスケジュールを自身で記入しました。
１週間のタイムスケジュールは、各自治体で決められた保育を必要とする勤務時間・日数に応じて作成するようにしましょう。
変更届
就労状況に変更があった場合、保育園にも申請が必要です。
「変更届」は、新しい勤務先住所(在宅の場合は自宅住所記入)、子供の送迎時間を記入しました。
会社員のときは通勤に３０分かかっていたため時間外保育を利用していましたが、通勤時間が短くなったため平常時間での保育となり、その旨も記入しました。
開業届の写し(コピー)
働いている証明として、開業届の写し(コピー)も添付しました。
自治体によっては開業届の写しは不要な場合もあるため、お住いの自治体に確認していただくとよいと思います。
収入証明はすぐに無くても大丈夫
各自治体も、フリーランスに転身して間もないころは収入が見込めないことを理解してくださっているので、すぐに収入証明書を出すことは求められませんでした。
自治体によっては後に送られてくる書類に収入証明を記入する場合もあるので、申請時に確認しておきましょう。
まとめ
不安に思っていた「保育園継続問題」ですが、きちんとした手続きをおこなえば継続して保育園に通えます！
しかし、４月からの新規入園の場合は審査が厳しくなる自治体があるので、入園申し込みの際に確認していただきたいと思います。
継続の際に、自治体に確認するポイント
- 保育園を継続するための勤務条件(自治体によって決められた勤務時間や日数が異なります)
- 手続き書類の確認 (開業届は添付するかなど)
保育園の先生や自治体の担当者の方に確認すると、
手続きについて丁寧に教えてくださいました。
不安なことがあれば相談してみましょう！
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